第18回スズカ8時間エンデューロ トロバラ
「レース前」
2週間前、ぎっくり肩をやってしまう。
定期的に起こる持病。トロバラのため少しでも良くなりたいと思い、職場でぎっくり腰が一日で治ったと評判の接骨院へ向かう。
しかし、何をされても良くならず、結局は昔の骨折による筋肉の萎縮と姿勢の悪さから来るものと
つまりは、姿勢の改善による長期的治療しかない。
先の話だけど、ジムもあるので半年はそちらでお世話になる予定。トレーナー付きなので間違った姿勢での筋肉トレーニングも避けれそう。
TTもロードも肩が痛くて吐くくらいに気分が悪くなる。肩なので首などの筋肉も悪影響がある。タバタやインターバルで調整
今まで練習を続けてきたので、これ以上求めることは出来ない。
当日の午前は雨
ぐしょぐしょになるが、上下のウインドブレーカーやマグマカイロで保温
当日はFLOのフロント:60mm、リア:ディスクで臨んだ。
「アップ」
ローラーと自走
自転車に乗った鼻たれ少年に「今、なん㌔?もっと出してよ!」と煽られ最大負荷で20秒700wで上げ、流し。
子どもや道に迷う外国人によく声をかけられるのはなぜだろう。
職場でも小児に笑顔やパンチをもらうぞ。
「本番」
補給も一時間おきに100kcalのパンなど食べ万全を喫していたのだが、寒い。
かなり寒い。上からジャージを着ていても、日が当たらないと寒い。
待ち時間中は、シバリングで歯がカチカチ鳴る。
相方のヤスも昼食抜いてきたと、待ち時間の間にカロリーを摂取しに行く。
「スタート」
荷重ダンシング300wくらいでスタート。速すぎとヤスに怒られる。
その後も度々、怒鳴られる。ペースが分からん。
2-3周目でようやく掴めてきた。
下りは50km以上、55T-11Tでケイデンス110-120~で200wと驚くほど節約できている。
恐怖はないが、TTの空力に驚くばかり。
シケインは55T-25Tのアウターローで登る。
3周目?のスプーン上がるところでヤスが左脹脛を攣る。
相談しながら、ゆっくり自分が先行するが、今度は右も攣りかけたりするなどペースダウン
また第一コーナーで、アウト側を走っていると風に煽られ自分がコースアウト。
砂利に入らなかったのでなんとかリカバリー
5周目あたりから、登りがえらくなる。
またここらで、チェーン落ちが三回。全てシケインの登り
そして、6-7周目からは、空腹感と手足の冷え
視界がややぼんやり、上を向けない。
「ハンガーノック」
DHバーも握れず、バーハンドルにしがみつきひたすら呼吸に集中
ボトルも一気に二本摂取するも戻らず、吐き気も出てきた。
後ろから、ドンドン抜かれる。
「やめましょう」とヤスに提案されるも、意識ははっきりしているので走りきると宣言
ゴールする頃には、下半身の筋肉が全て攣った状態。
シケインで休憩するも、足を少し上げるだけで激痛。
何とかゴールしたが、ヤスには多大な迷惑をかけたし、鷹組の顔に泥を塗る様な最低の走りだ。反省する間もなく、空腹で体が動かなくなりそうになる。
ピットに戻り、ブドウ糖はないので、アンコやおにぎりを摂取。
飲料水の方が糖の吸収・上昇は速やか。
身体も低体温の手前なので、自販機であたたかい紅茶を購入
また、血糖の値を下げないよう脂分(たこ焼き、コロッケ)を摂取
低血糖患者の対応を知っていて良かった。
血糖を上げても、糖だけではインスリンの働きで持続はしない。脂肪は分解に時間がかかるため、脂肪を同時に摂取すると高血糖が持続しやすい。(栄養士談)
「反省」
・ハンガーノック:寒さによる影響が第一。待ち時間のシバリングで大幅に体内のグリコーゲンを消費した。またカロリー量の摂取不足、冬は寒い分、カロリー消費が進む。防寒対策を怠ったことが原因。
⇒本番はインナーパールイズミ0度対応+ワンピース+レッグウォーマーであった。対策として、これに血行増進オイルなど塗布するべき。加えて待ち時間は、上にウインタージャージのみであったので上下で保温するべき。根本的な冷え性(寒がり)は治せない?ほかの選手はどういう対策をしていたか気になる。筋肉量なども関与してくるのだろうか、暑さは慣れることは、できるが寒さは無理であろう。
・機材調整:55T-38Tというギア比のためチェーン落ちが連発
⇒知識不足、対策は42T~のギアへの交換、チェーンキャッチャーをつける。ギア比も考慮。練習ではチェーン落ちは一度もなかった。シケイン入ってからではなく、ホームストレートでインナーにギアチェンジしていれば上記ギア比でも防げていたであろう。そういう意識がなかった。
・練習不足
⇒もっと合わせるべき。ギアチェンジも含めて
以上。
前半は順調であったので、ガス欠が無ければいい結果も残せたのではないだろうか。
次回に向けての対策が必要だ。しかし、10周は意外に早いと思った。
来期に向けては、筋肉トレーニングで体をコンディショニングしなければならない。
しかし、エンデューロは秋だけの開催になったので、来年のトロバラ出場は考える。
数名のチームメイトから、「若いんだから8時間を出ないと」と声を掛けてもらった。
現在、副業兼趣味(大大赤字だが)を勉強・練習中なので、そちらとの兼ね合いもある。
協力してくださった皆様、ありがとうございます。
今回は、残念過ぎる結果になって大変申し訳ありませんでした。
次は、長良川でお会いしましょう。
明日試験の呼吸療法認定士も来年かな・・・。